株式投資と不動産投資

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私は、株式投資・不動産投資を両方行ってきました。

この2種類の投資の違いについて考えてみたいと思います。

株式投資(長期) 不動産投資
売却 容易 難しい
キャッシュフロー 少ない 多い
工夫の余地 ほぼ無し 余地あり
分散 容易 難しい
価格交渉 可能
手間 ほぼ無し それなりにかかる
レバレッジ 難しい 数倍〜∞まで可能
コスト(手数料) 少ない 多い

表にしてみると、こんな感じですね。有利な方を赤い文字にしています。

株式投資のメリットは、

○売却し易い

○分散がしやすい

○手間がかからない(長期投資の場合)

○手数料が少ない

対して不動産投資のメリットは

○キャッシュフローが多い(投下資金に対して)

○自分で工夫して、投資対象の魅力を高めることが出来る(リフォームなど)

○価格交渉が可能

○銀行から融資を受けることで、レバレッジがかけられる

ということになります。
ざっくり言えば、不動産投資は株式投資と比べて資産の拡大がしやすいが、リスクも高い、ということになるでしょうか。

株式投資も、短期売買であれば資産を急速に拡大できるかもしれませんが、私はそれは成功率が低いと思っています。
ある程度の頭金を持っているが、アーリーリタイアするには足りない、という時に不動産投資は有効だと思います。
私もそう考えて、不動産投資をしました。

ここで、私にとって非常に良かったと感じていることがあります。
それは不動産投資をする前に、かなりの株式投資の経験を積んでいたことです。
株式投資をしていたことで、上記のそれぞれの投資でのメリット・デメリットが理解できました。

また、株式を何度も売買したことで、資産の売却に抵抗がありませんでした。
ノーベル賞受賞者のダニエル・カーネマンによると、人間は保有しているものを交換したり売却することに、かなりの抵抗を感じるようです。
実際、私が不動産投資家の交流会などに参加した時も、売却を視野に入れているのは少数派だったように思います。
せっかく買ったんだから、大事にずっと持っていたい、またそのキャッシュフローでアーリーリタイアしたい、という話を何度も聞きました。

もちろん、不動産投資としてその考え方もおおいに有効だとは思うのですが、やはり売却ということも選択肢に入れていた方が良いのではないかと思います。借金している限り、出口を取るまでは不動産投資の利益は確定ではありません。
特に、うまくいっていない物件は、損切を考えることが重要です。

商品のトレーダーや株式投資家は、保有しているものを売買することに抵抗感がないそうです。
私は株式投資をしていたおかげで、あっさりと物件を売却できたのだと思っています。

現在は株式投資に戻っているわけですが、今度は不動産投資での経験を活かしたいと考えています。
不動産投資は、株式投資より動きがゆっくりです。
毎日価格が分かるわけではありませんし、最低5年は保有しなければなりません。
キャッシュフローを受け取りながら、資産をゆっくりゆっくり成長させていく感覚です。

株式の長期投資では、この感覚が重要になってくると思います。
株式投資では、売ろうと思えば即座に売れるし、価格は毎日目に入ってきます。
動いてしまうと、結果的にパフォーマンスは悪くなると思います。

不動産を保有している感覚で、ゆっくりとファンドを運営していきたいと思っています。
前に言ったように、配当のあるVTをメインにしているのも、キャッシュフローのある不動産的感覚が欲しかったからです。

不動産市場は現在高騰していますが、いつか低迷する時期が来ます。
その時は、不動産投資のチャンスです。私も復帰するかもしれません。

株式投資・不動産投資両方をやってみることは、結構有効なんじゃないかと考えています。

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