【おすすめの投資本】田村正之「老後貧乏にならないためのお金の法則」

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今回ご紹介する投資本は、田村正之著「老後貧乏にならないためのお金の法則」です。

アマゾンの紹介文から


マネー専門記者だから書ける中立のアドバイス
老後を安心して生きるためには、一体いくら必要なの?

金融シロウトでも安心な資産運用のポイントは?
賢く増やす裏ワザは?
様々な金融商品から、医療・保険、住宅、年金、相続・贈与まで、 普通の人が、普通に暮らしていける「老後のお金」のツボを、
ちょっとトボけた女子大生ハナちゃんと金融専門家・老後博士の2人の対話形式で、やさしく解説。
本当の「生涯安心」を手に入れる一冊です。


著者の田村正之さんは、日本経済新聞社の編集委員兼紙面解説委員の方です。
日経新聞のマネーに関する記事を書いていらっしゃいます。

この本は、女子大生のハナちゃんが、「老後博士」なる資産形成の専門家に老後のマネー対策についていろいろ教わっていく、対談形式を取っています。
軽快な会話で進んでいくので、とても読みやすい本です。

こう書くと、初心者向けの広く浅い解説本かと思われるかもしれませんが、ところがそうではありません。
内容はとても充実しています。

構成としては、
第1章 老後貧乏のリスク
第2章 資産運用
第3章 外貨投資
第4章 医療と保険
第5章 持ち家か賃貸か
第6章 年金について
第7章 相続と贈与
と、マネーに関するトピックを網羅的にフォローしています。

まず最初に、長生きリスクから説明します。
現在の平均寿命は、男性80歳・女性86歳ぐらいですが、これは今後も伸びていきます。

2050年には、男性の3人に1人、女性に至っては3人に2人が90歳まで生きます。
年金が65歳から支給されるとして、あと25年もあるのです。

もちろん、長生きすることは素晴らしいことなのですが、お金の面から見ると深刻です。
夫婦で生活費30万/月必要だとして、年金が20万/月だと年間120万円足りません。
25年で3000万必要です。
さてどうすればよいか、ということから話が進んでいきます。

資産運用は、インデックスへの長期投資を薦めています。十分分散して、積立投資で資産形成するのですが、ここで積立投資よりもう一歩進んだ投資法、「バリュー平均法」を説明しています。
私も以前、この投資法を試しましたが、ある程度積立額を調整できる方なら、非常に有効な方法だと思います。

長期投資の有効性についても、1980年からの実際のデータを使ってシミュレーションしており、説得力があります。
比較的年齢が若く、収入が安定している方なら、最善の手法だと思います。

その他のトピックについても、充実した内容を分かりやすく、簡潔にまとめていて、「老後への備え」に関する本はこれ一冊で良いのではないか、と思われるほどです。

自分のライフプランを考えるときに、この本を参考にしてからプランを作成すると、成功率が大幅に上がると思います。
投資は時間を味方につけるのが最も重要ですので、早くから取り組むことが大事です。

まだ老後を意識していない若い方にも、ぜひ読んでもらいたい本です。

ちなみに田村さんは、iDeCoについても非常に分かりやすい解説本を執筆されています。
こちらもとても良い本です。

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