投資信託だけで「全世界に分散投資するポートフォリオ」を作る

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前回の続きです。

「為替差益が雑所得になる」ということで、投資プランを早くも見直さなければならなくなりました。
参考:海外ETFの問題点
配当金からのキャッシュフローがあり、金でリスクヘッジも出来て、かつ超低コストな非常に良いポートフォリオだと思っていたので、残念です。

代わりの投資手段としては「国内ETF」「投資信託」がありますが、国内ETFは「売買に手数料がかかる」「純資産額が少ない」という問題があるので、見送りです。
そこで、投資信託を使って全世界に投資するポートフォリオを考えてみたいと思います。

もともと私のポートフォリオは、朝倉智也さんの著書「マイナス金利にも負けない究極の分散投資術」を参考にして作りました。

朝倉さんは運用コストの低さから海外ETFを推奨されていますが、幸い投資信託のプランも紹介してくれています。

カテゴリー 組入比率 朝倉さん推奨
国内株式 5% ニッセイTOPIX
国内中小型株式 5% 三井住友・中小型株ファンド
先進国株式 30% たわらノーロード先進国株式
先進国中小型株式 10% EXE-I グローバル中小型株式ファンド
新興国株式 20% i-mizuho 新興国株式インデックス
先進国国債 10% たわらノーロード先進国債券
新興国債券 5% eMAXIS新興国債券インデックス
ハイ・イールド債券 5% i-mizuho ハイイールド債インデックス
10% i-mizuho ゴールドインデックス
100%

アクティブファンドである、三井住友・中小型株ファンドを入れているのが面白いですね。
※三井住友・中小型株ファンドは、「中小型株式オープン」に名称変更しているようです。

この本は2016年6月発行ですので、現在は多少状況が変化しています。

その結果、
i-mizuho新興国株式インデックス→たわらノーロード新興国株式インデックス
たわらノーロード先進国債券インデックス→ニッセイ外国債券インデックス
eMAXIS新興国債券インデックス→iFree新興国債券インデックス

に変更した方が良いと考えました。
また、バランスも変えました。国内株のアクティブ運用分と、新興国の比率を下げています。

結果はこうなります。

カテゴリー 組入比率 銘柄 信託報酬 リターン
国内株式 7% ニッセイTOPIX 0.19% 4.00%
国内中小型株式 3% 中小型株式オープン 1.62% 5.00%
先進国株式 35% たわらノーロード先進国株式 0.24% 5.50%
先進国中小型株式 10% EXE-I グローバル中小型株式ファンド 0.35% 6.00%
新興国株式 15% たわらノーロード新興国株式インデックス 0.53% 7.00%
先進国国債 10% ニッセイ外国債券インデックス 0.18% 2.00%
新興国債券 5% iFree新興国債券インデックス 0.24% 2.50%
ハイ・イールド債券 5% i-mizuho ハイイールド債インデックス 0.93% 3.50%
10% i-mizuho ゴールドインデックス 0.68% 1.00%
100% 0.41% 4.61%

全てノーロードなので、売買に手数料はかかりません。
このポートフォリオ全体の信託報酬は0.41%。現在のポートフォリオの0.15%と比べるとかなり高いですが、なかなか悪くない数字だと思います。

私の想定する期待リターンは4.61%です。
『myINDEX資産配分ツール』だと、

○平均リターン 6.4%
○リスク 15.5%
○シャープレシオ 0.41

になります。

「たわらノーロード新興国株式インデックス」は中国株の比率が10%程度と低いので、中国株インデックスファンドも追加したかったのですが、良いものが見つかりませんでした。

ただ、「たわらノーロード新興国株式インデックス」のベンチマークである「MSCIエマージング・マーケット指数」は、2017年6月に「中国A株」の組み入れを決定しました。
実装は2018年5月からですが、この決定によって今後は中国株の組入比率が高くなると思います。

また、このポートフォリオの中の債券ファンドは、全て分配金がありません。分配金があるのは「中小型株式オープン」だけです。海外ETFでハイイールド債に投資する「JNK」は、年6%程度の配当金を出してくれますので、この差は痛いですね。

ハイ・イールド債ファンドで分配金があるものには、「フィデリティUSハイ・イールド・ファンド」や「三井住友・米国ハイ・イールド債券ファンド」などがありますが、どれも信託報酬が高いうえに分配金の出し過ぎでベンチマークより大幅にパフォーマンスが悪いです。

ということで、上記のポートフォリオになりました。
この投資信託ベースのポートフォリオは、かなり分散が効いていて、なかなか悪くないのではないでしょうか。
実際に投資していくことを検討したいと思います。

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