たまる円高マグマ

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8月8日の日経新聞で「たまる円高マグマ」という記事が出ました。
円高になる可能性が高まってきている、という内容です。

記事の冒頭部分を引用します。

1ドル=110円台前半で膠着する円相場が、ちょっとしたきっかけで円高・ドル安へ大きく振れるとの見方が出てきた。投機筋による円買いマグマがたまり続けているためだ。世界の金融市場は空前のカネ余りで、株・債券・為替のいずれも相場が振れやすくなっている。自国内の取引材料が限られる円は現在身動きが取りにくいが、世界市場の動向次第で一気に動くかもしれない。

記事によると、円の売り持ち高は14~15年以来の大きさにあるそうです。これは円の売り圧力「円安」要因ですが、一方でドルの売り持ち高も13年以来の高水準になっているそうです。
つまり現在は「円安・ドル安」の状況。

また数日前に、グリーンスパン元FRB議長が債券市場について警告しました。

「どのような基準から見ても、実質長期金利はあまりにも低すぎるため、持続不可能だ」
「金利が上昇する場合、かなり急速に上昇する公算が大きい。われわれが経験しているのは株価ではなく債券相場のバブルであり、それは市場に織りこまれていない」

近来まれにみる「円安・ドル安」の状況、そしていずれは避けられない米国の金利上昇を考えると、今後為替が急変動する可能性があります。

私としては、もし急速に円高方向に振れたら、それは「大きなチャンス」だと思っています。
米国金利が上昇すると、ドル建て資産の金利も上昇するでしょう。
債券ETFなどは、米国債が暴落したら連動して下落する可能性がありますが、ドル預金などは影響を受けないはずです。

そして「購買力平価」から見るドル円の適正水準は100円/ドルですから、100円を大きく割り込んできたら割安にドルを購入することが出来ます。

幸い現在1ドル=110円台と比較的円高ポジションなので、この間に少しドルを購入しておき、もし円高に振れたら少しずつ追加購入していきたいと考えています。

購入は、FXを利用するつもりです。

○購入コストが低いこと
○レバレッジ1倍なら、ドル預金とリスクが変わらないこと
○ドル定期預金などをしなくても、年利1%程度のスワップポイントがもらえること
○税率が20.315%で固定であること
○SBI証券だと外国株口座に現引きで資金移動できること

が理由です。

ハワード・マークス氏の最新レターを読んで、「資産を安く購入する」ことが投資の成功率を高めることを、改めて実感しました。
しかし彼がレターの中で言っているように、現在はあらゆる資産の価格が高止まりしています。

私もいろいろ調べてはいるのですが、なかなか有望な投資先が見つかりません。
そんな中で、現在下落傾向にある「ドル」は相対的に魅力的だと思っています。
そして円高になると、より魅力が増します。

「円高」は「(円から見て)ドル資産を安く購入する」ことと同じです。
そしてドルは基軸通貨ですから、世界中の様々な資産を購入できます。

もちろんドルを持つことにはリスクもあります。
現在の相場で購入し、数年前の最安値1ドル75.78円まで円高が進めば、30%損をします。

しかしリスクを取らなければリターンもありません。
現在の相場より円高になれば、それは十分リスクを取る価値があると思っています。

しっかり準備してチャンスが来たら逃さないようにしたいと思います。

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