法人を使っての資産運用

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前のトピックでもお話しした通り、いろいろ為替差益などの税制についてています。

うっかり為替差益が発生してしまうと、雑所得になって税金を多く払わなければならない可能性があります。

投資信託を使えば関係ないのですが、やはり海外ETFは規模・バリエーションが桁違ですので、投資対象として含めておきたいところです。
また、米国の個別株投資をする可能性もゼロではありません。

SBI証券はサービスが充実していてかなり使いやすいのですが、やはり税制上の問題が残ってしまいます。
大きな問題としては「損益通算が出来ないこと」があります。

例えば海外ETFを1ドル120円のレートで購入したとします。
購買力平価は1ドル100円ぐらいですから、「20%割高に購入した」ことになります。

これをヘッジするために、海外ETF総額の10~20%分「FXでドル売りポジション」を建てます。
もし円高に動いたら、海外ETFはマイナス・FXはプラス
円安なら海外ETFはプラス・FXはマイナスです。

ここで同時決済しても、それぞれの損益は別勘定になってしまいます。

仮に海外ETF:+100万円 FX:-20万円だったとします。
プラスの方は20.315%課税され、マイナスのほうは当然ゼロ。

利益(100-20)-税金100×20%=税引き後利益60万円になります。

これが損益通算できたら、

利益(100-20)-税金(100-20)×20%=税引き後利益64万円 と、手取りが4万円多くなります。

このように、損益通算できるとリスクヘッジや分散投資がしやすくなります。
しかし、特定口座・FX・外貨預金の損益は通算できません。

また、将来相場が下がったら不動産投資を再開する可能性もありますが、不動産の収益との損益も通算できません。

不動産は、購入した年は諸経費や減価償却などで赤字が出やすいので、証券の利益と通算できたら節税効果が大きいです。

それで現在「法人を使っての資産運用」を検討しています。
以前に書いたように、私は不動産投資用法人を所有しています。

この法人名義で証券会社に口座を作って投資すると、上記の投資の損益を全て通算できるようになります。
しかし法人は利益によって税率が変わっていくので、注意が必要です。

大雑把に言うと、
利益400万以下 21.5%
利益400~800万 23.2%
利益800万~ 34.3%
ぐらいです。

最低税率部分でも、特定口座の譲渡益税20.315%より高いです。

ただ法人は個人と違って「経費を計上できる」、という強みがあります。

○役員報酬
○自宅を社宅にする(火災保険料・固定資産税・減価償却費)
○自動車購入費・維持費 「法人を使って高級車を安く購入する」参照
○投資関連の書籍代・セミナー

などなど。
さらに年間で損失が出ていたら、それを7年間繰り越すことが出来ます。

以前にも法人で株式投資をしようと考えたことはあるのですが、その頃は個人と法人で手数料などに大分違いがあって止めました。
しかしSBI証券で法人口座を作ると、口座管理料もいらないし、手数料も個人と同一のようです。

もう少し調べてみて、メリットが大きければ真剣に検討しようと思います。

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