高配当ETFの検討 ~PFF(iシェアーズ米国優先株式ETF)

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高配当ETFの分析、今回はiシェアーズ米国優先株式ETF【PFF】です。

※今までに分析した銘柄
【IYR】iシェアーズ米国不動産ETF
【RWX】SPDRダウインターリアルエステートETF
【VWOB】バンガード米ドル建て新興国債券ETF

PFF(iシェアーズ米国優先株式ETF)

○ベンチマークとの比較

ベンチマークはS&P U.S. Preferred Stock Indexです。

VWOB  ベンチマーク
開始から(2007年3月26日)  4.50%   4.98%
過去10年          4.59%   5.13%
過去5年           6.30%   6.97%
過去3年           5.36%   6.10%
過去1年           4.02%   4.87%

直近1年は-0.85%とかなりアンダーパフォームしています。
開始からは10年強で-0.48%です。

優先株式のETFで少し特殊なので、このパフォーマンスでも仕方ないかもしれません。

○配分

米国 85.97%
イギリス 7.96%
オランダ 2.77%
キャッシュ 2.42%
その他 0.87%

意外なことに、米国だけではなくイギリスとオランダにも投資していますね。

○運用コスト

0.47%です。ちょっと高いですが、許容範囲だと思います。

○規模

約2兆です。 大規模で、全く問題ありません。

○配当利回り・安定度

過去5年間の分配金です。
2013年 2.43ドル
2014年 2.49ドル
2015年 2.24ドル
2016年 2.18ドル
2017年 1.29ドル(年間予測2.21ドル)

現在価格が38.83ドルなので、予想利回り5.69%です。
過去5年の配当はかなり安定していますが、低金利の影響でだんだん減ってきていますね。
それでもまだ利回り5%を大きく超えるので、魅力的だと思います。

○全世界株との相関


(google finance から引用)

2015年7月~2016年初めにかけてのチャイナショックの時期での比較です。
赤い線がVTです。

2015年8月や2016年2月の全世界株の下落時でも、最大5%程度しか下落していません。
逆に2016年後半~現在に至る上昇時でもほとんど上昇してないので、相関は低いと考えても良さそうです。

しかし、このPFFでもリーマンショックの時には大幅に下落しています。


(google finance から引用)

2008年1月の44ドルから2009年3月には15ドルと、なんと60%以上も下落しています。
これは全世界株を上回る下落率です。

リーマンショックがいかに恐ろしかったかが分かります。
BNDと違い恐慌時には保険にならない、と考えておいた方がいいですね。

○ボラティリティ

全世界株よりかなり低いと思います。

○総論

2兆円と大規模で、安定して5%を超える分配金が得られます。
かなり魅力的なETFだと思います。

リーマンショック時には大幅に下落していますが、あの時はほとんどの資産が下落していました。
通常レベルの調整だと(チャイナショックなど)ほとんど値動きが無く、安定していると思います。
株式というより債券として捉えられるのではないでしょうか。

これも是非購入を検討したいETFです。

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