高配当ETFの検討 ~IHY(ヴァンエックベクトル国際高利回り債ETF)

スポンサーリンク

高配当ETFの分析、今回はヴァンエックベクトル国際高利回り債ETF【IHY】です。

※今までに分析した銘柄
【IYR】iシェアーズ米国不動産ETF
【RWX】SPDRダウインターリアルエステートETF
【VWOB】バンガード米ドル建て新興国債券ETF
【PFF】iシェアーズ米国優先株式ETF

IHY(ヴァンエックベクトル国際高利回り債ETF)

ハイ・イールド債ETFとしてはJNKやHYGがあります。
5%を超す高利回りで規模も大きく非常に良いETFなのですが、ほぼ全て米国企業の社債です。
分散という意味では不安がありますので、米国以外の国のハイ・イールド債に投資するETFを探しているのですが、なかなか良いものがありません。
今回、このETFを見つけたので、検討してみたいと思います。

○配分

ルクセンブルグ 13.43%
オランダ 11.39%
イギリス 10.37%
カナダ 7.04%
イタリア 6.72%
ケイマン諸島 6.71%
フランス 5.75%
アメリカ 4.08%
アイルランド 3.86%
トルコ 3.59%
その他 27.06%

アメリカが4.08%入っているのが気になりますが、なかなか分散が効いていると思います。

○運用コスト

0.4%です。様々な国に投資しているETFとしては許容範囲だと思います。

○規模

約150億円です。 私の基準の1000億よりはるかに小さいです。
これは気になります。

○配当利回り・安定度

過去5年間の分配金です。
2013年 1.72ドル
2014年 1.41ドル
2015年 1.30ドル
2016年 1.22ドル
2017年 0.77ドル(年間予測1.16ドル)

現在価格が25.76ドルなので、予想利回り4.50%です。
過去5年の配当は安定していますが、世界的な低金利の影響で漸減傾向です。

○全世界株との相関

2015年7月~2016年初めにかけてのチャイナショックの時期での比較です。
赤:VT 黄:JNK 青:IHY です。

株とかなり似た動きをしています。
米国ハイ・イールド債ETFのJNKよりIHYの方がこの2年間のパフォーマンスが良いですが、これはユーロ高の影響ではないでしょうか。

株暴落時のヘッジ資産にはならなさそうです。

○ボラティリティ

全世界株とほぼ同程度だと思われます。

○総論

ハイ・イールド債で通貨分散が出来るのは魅力的なのですが、規模が小さいことが気になりますね。
運用会社もヴァンエックというあまり馴染みのない会社です。

これまで検討した中で、投資したいと考えているのは
【BND】米国債券
【JNK】米国ハイ・イールド債
【PFF】米国優先株
で、全て米国に投資するETFです。
通貨がドルに偏ってしまい、通貨分散の面で不安があるのでユーロやポンド建てで投資するETFを探しています。
しかし本当に良いETFが見つかりません。

そんな中で、このIHYはまだ投資対象になり得るETFなのかもしれません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする